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2007年01月14日

足を組むのは無礼?

どうしても納得いかないのだ。

何で、椅子に座る時足を組むのが無礼になるのか?

高校時代、足を組んで授業を受けていたら、放課後残されて

今日授業でやったところを完璧に答えられなければ、帰さないと

言われた。

おかげで、期末でクラス1位を取る事ができたが(笑)

癖なのだからしょうがない。こっちの方が落ち着くのだ。

やれ態度が悪い。

やれ骨盤に良くない。

等と言われるが、関係ない。

真剣に話を聞くのには、足を組む事が私にとって

絶対必要条件なのだ。

それで色々調べてみたら、こんな文献が出てきた。

長いので心して読んで。
日本が西洋に対して門戸を開き、新たな文物の導入を図ってから、すでに130年以上が経過している。この間に、(あんパンやすき焼きに象徴されるように)日本人は西洋の文化を日本流に消化して、自己のものとしてきたと言われる。しかし、本当に日本人は西洋文化を消化吸収しているのだろうか。日常的なところから、3つほど例を挙げて、日本における洋モノ理解がいまだ皮相的であることを示した。ここで取り上げる例は、(1)肉の食べ方、(2)靴の履き方、(3)椅子の座り方である。
 (1)はじめに、日本人はまだ西洋人ほど肉の食べ方を知らないことを語ろう。このことは、軟らかい肉に対する日本人の嗜好に端的に現れている。実際、日本人が肉を誉めるときの決まり文句が「軟らかい肉ですね」であり、松坂牛にせよ神戸牛にせよ、高級牛肉とされるものは、いずれも歯で簡単に噛み切れるほど軟らかい。これに対して、アメリカやアルゼンチンの輸入牛肉があまり売れないのは、その肉質が硬いからだと考えられる。しかし、本当に軟らかい肉は高級なのだろうか。こうした肉は、一般に牛を病的なまでに脂肪太りさせた結果として得られるもので、健康な牛の栄養に較べると質が落ちることは明らかである。そうした病気の牛の肉を美味しいと感じることは、やはり奇妙だと言わざるを得ない。
 こうしたおかしな嗜好は、日本人の肉料理の仕方に由来する。開国当初、獣肉を食べることは(現在、犬やカナリヤを食べること以上に)野蛮な行為だと考えられており、獣肉の匂いに吐き気を覚える者も多かったに違いない。このため、肉を日本人向けに料理する手法として、これを出来るだけ薄く切って強火で煮込んでしまい、しょう油と砂糖の味付けを施して肉の臭みを消してしまう手法が開発された。すき焼きや牛鍋は、その典型的な例である。このような料理用を採用すると、肉汁が流れ出してしまうため、どうしても肉は硬くなりがちである。これを防ぐには、はじめから脂肪分が多く軟らかい肉を使わなければならない。また、肉の臭みとともに風味も抜けてしまうので、それを補う上でも、うま味の強い脂肪分が好まれるのである。しかし、このような食べ方は肉の本来の味を殺してしまうものであり、いわば刺身をソース焼きにするような行為である。それよりは、欧米の人が行っているような肉本来の風味を楽しむ方が、優れた料理法と言えるのではないだろうか。具体的には、厚めの肉塊をステーキにして、内側がレアになるように調理する。こうすれば、肉汁が逃げ出さずに肉そのものが持つ美味しさを味わうことができる。
 また、日本人があまり食べない内臓類も、キドニーパイやレバーソーセージにしてどんどん食べるべきである。内臓は、筋肉とはアミノ酸の組成が異なっており、健康な身体を作るためには、どちらか一方に偏るのは好ましくない。この点でも、日本人はまだまだ西洋に学ぶべきである。
 (2)日本人は、靴の履き方も良く知らないようだ。欧米人は一日中靴を履きっぱなしにするため、さぞや足が臭いだろうと思いきや、彼らの足は、日本人のようにすえた匂いがほとんどしない。これは、基本的に風土の違いによるもので、欧米の大陸性気候の下では、湿気が少ないため、足全体を皮革で覆ってしまっても、さほど問題は生じない。ところが、日本のように高温多湿の気候の中で足の通気性を悪くしてしまうと、当然のことながら、細菌が繁殖して腐ったような悪臭を発することになる。もちろん、健康のためにも好ましいことではない。風土の差異を考えに入れず、物事の上っ面だけを眺めて模倣した結果である。もし、日本で靴を履こうとするならば、風土に合わせなければならない。かつての草履や下駄を復活させるのは難しいかもしれないが、少なくとも、通風性の良い素材で靴を作ることは可能なはずである。あるいは、かかとの部分をポンプにして、足を着地させるたびに空気が循環するような機構を考えても良いだろう。メッシュの靴を履く場合は、雨天のときに備えて靴全体をすっぽり包み込むような靴カバーを利用して、これで雨水をはじくようにしたらどうだろうか。いずれにせよ、靴を脱ぐとむせるような悪臭が漂うというのは、日本の恥であり、早急に改めなければなるまい。
 このほか、靴の形が往々にして足に合っていないのも、日本の遅れている点である。日本人は、欧米人に較べて足の指が広がっている。このため、靴の長さに対する横幅の比率を欧米仕様のものより大きくしなければならない。男性用の靴は、漸くEEEのものが標準になったようだが、女性の靴はいまだにつま先が異様に細いものが多く、改善すべきである。理想を言えば、洋服のように、靴も足形に合わせてオーダーメイドできるようになってほしいものだ。
 (3)日本人が欧米文化を吸収し切れていない第3の例として、椅子の座り方を指摘しておきたい。会談の場で良く見かける光景に、椅子の先端にちょこんと腰を下ろして身を乗り出している人の姿がある。概して日本人は、椅子に座っているときも前傾の姿勢を取りがちである。しかし、椅子というものは、本来、いっぱいに腰を引いて背もたれに体重を預けるのが最も心地よいように設計されているのだ。この状態になったとき、腰椎に加わる圧力が減じて、人類が直立したことに起因するさまざまの悩み──特に、内臓の圧迫感と腰の痛みから解放されるのである。このような効能を理解しないまま、日本人は単なる腰掛けとしてしか椅子を利用していない。残念なことに、欧米流のライフスタイルを身につけているはずの若者たちですら、こうした事情を心得ないまま椅子を使っている。電車などで足を前に突き出し、背を大きく湾曲させて座っている若者を見かけるが、これでは、内臓と腰を痛めてしまう。座り方が肉体に与える影響を知るには、ためしに同じ姿勢でものの10分も座ってみれば良い。腰を背もたれまで引いて背筋を伸ばすと、初めは少し疲れるように感じるが、同じ姿勢を続けるには、きわめて楽な姿勢であることに気づくだろう。
 ただし、このような機能が実現されるには、椅子が人間工学の要求を満たすものでなければならない。腰板の湾曲の仕方や高さ、背もたれの角度などは、欧米サイズではなく、日本人の体型に合わせて設計すべきである。このような椅子にゆったりと腰を下ろすと、足が自由になるため、自然と足を組むようになる。日本では、特に会談の折りなど、足を組むのは不作法だと考えられているが、これは、椅子の特性に対する無知に起因するものである(もっとも、和室でも目上の人の前では、不自然な座り方である“正座”をするのがマナーだとされているので、必ずしも無知だけが原因ではないだろうが)。腰をいっぱいに引いて足を組むのが正式な座り方だと言っても良かろう。
 このように、日本人の生活は、ここ100年ほどの間に著しく欧米化したと言いながら、さまざまな部分で表面的に風習をなぞっただけの真似事を演じているにすぎない。西洋の文化は、それなりの風土に根ざして成長したものであり、これを日本に移植する場合には、適当に日本化しなければならないのは当然だが、その結果として文化の持つ人間中心の要素を忘れてしまっては何にもならない。こんにち必要なのは、欧米文化の利点を取り込みながら、日本の風土に合致したものを作っていくことだろう。


やはり私は間違っていなかった。

正式な椅子の座り方は

足を組んで座る!

皆さんもどんどん足を組んで座りましょう!

何故ならそれが、正式な座り方だからです。


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この記事へのコメント
スキーの件でPCにメールしたよ
Posted by at 2007年01月16日 23:11
了解
Posted by キョウ at 2007年01月18日 01:13
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