趣味の部屋Bofcs（スノボ・MTB編）

3日目

朝起きると、ドリンクホルダのお茶はまた凍っていた。

スターターで車内が暖まってから、今日もシュラフから這い出る。

そうそう、こんな感じで寝ています。

赤いのはシュラフ。モンベルの#0です。

緑のボックスには、自炊するかもとガソリンストーブとクッカーが入ってます。

水色の袋はブーツ、黄色の袋はなんだろ？忘れました。

レグナムの荷室と後部座席を繋げて寝ています。


さぁ～、起きたら、初の北海道での滑走！自然と胸が高鳴る。

準備体操をして、チケット売り場でリフト券を・・・って、売り場が分からない。

リゾート内の建物が固有名詞なので、それを理解してないと何が何だか

分からない。そんなんでやっとの思いでリフト券を購入。



こんな雰囲気です。



リフトはこんな感じ。ちょっと古いかな～



ここが一気に下まで滑れて最高にスピードが乗ります。

この日の最高気温は-12℃。最高ですよ！写真を撮るのに手を出すのも

躊躇う。


さて、滑り終わったら、本日は一旦札幌市内に寄り道。

ここでお土産と食事をして、様子を見て明日滑る予定のキロロに行くか

市内でビジネスホテルに泊まるかを決める。

二条市場でお土産を買ったら、自分の食事。上陸後一度もまともな

食事をしていない。よさげな料理屋に飛び込んだら、安くて美味い！

お酒もどんどん入るので、今日は諦めてホテル泊に決める。

そうとなれば遠慮はいらない。どれくらい飲んだろう？

それでも、安いから北海道はやめられない。

かなり酔ってホテルに戻ると、ノートＰＣで各方面に連絡。

昨日買った男山を少しだけ飲んで、就寝です。

2008年8月31日　追記

この記事に検索エンジン等で、「冬の車中泊」と言うキーワードで
辿り着く方が多数いらっしゃいます。
残念ながら、この記事は紀行文で、車中泊を説明する事は
書かれてありません。
なので、自分が実際に冬の北海道を車中泊で回った時の
事を紹介したいと思います。

とは言っても、自分が取り分けした事は何も無いのです。
スノボに行く時は、夜中に出発しスキー場に早く着き
朝までシュラフで寝るスタイル。
後、雪中キャンプなども経験しておりますので、ある程度自信は
ありました。

シュラフはモンベルの＃0。-30℃まで耐えられる物を使用しただけ。
後はレグナムの後部座席と荷室を繋ぎ、そこに寝ました。
窓ガラスに寒気を遮るための処理とか、その他防寒対策は何も
していません。それでも生きて帰ってきました。

気をつける点は

1.シュラフの使用方を間違えない

よく、寒いからといって厚着でシュラフに入る人がいますが
それは間違いです。
私は、マイナス二桁の中、シュラフにＴシャツと短パンで寝ました。
シュラフには発熱する機能はありません。シュラフが暖かいのは
人間の体温を逃さず保温する為です。
それなのに厚着して体温を遮断したら、まるで意味がありません。
寒いなら、下からの冷気を遮断し、シュラフの上に毛布等を掛けるのが
良いでしょう。

2.駐車位置

これは細心の注意を払いました。
セオリーなら、人の目につかず、風を遮る為壁の横などに
駐車しますが、雪国ではむしろ逆だと思っていいでしょう。
駐車場でも出来るだけ真ん中、もしくは入口付近に駐車し
他に車がいるなら、間を空ける。
壁の近くは、寝ている間に雪が降り、車が埋まる危険性が
出るので、止めた方がよい。
人気が少ない所では、携帯の電波が入る所に止める。
万が一の為だ。
また、長い棒の先に「ここに車があります」と書き、車に
取り付ける。
お勧めの駐車ポイントは、スキー場の駐車場。
スキー場によってはトイレもあるし、なんてたって
万が一のことがあっても、これ以上早く到着することなんて出来ない
救助隊が目の前にいる。
もっとも、ウインタースポーツをやらない人には
雪の山道と言う別のリスクはもれなく付いてくる。


3.毎日自分の存在位置を知らせる

家族や友人、もしくはブログでもいいので、自分が何処に
いるかを知らせる。
ブログで詳細位置を書くと、防犯上危険なので、○○市で
車中泊していますとか、とにかく自分の現在地を知る人を
必ず確保する。

4.固い意志

自分も友達に、絶対止めた方が良いと言われました。
それが逆に、絶対に行こうと言う気持ちになりました。
「教えて～」で「冬の北海道で車中泊出来ますか？」と
質問されている方がいますが、言葉はキツイですが
そんな方は止められた方が良いと思います。
止めろと言われて止めるなら、その程度の意思。
私が調べたのは、宿泊地、1日の移動距離、スキー場
ルートのみ。可能、不可能なんて気にもとめませんでした。
かと言って無謀な旅をしろと言ってる訳ではありません。
自分の経験から、出来る出来ないを判断し、出来ないと
判断したなら、違う方法を考えるか、経験を積んで機会を
伺えばいい。
判断が出来ないから困っている場合。
明らかに経験不足です。止めたほうがいいでしょう。
”やる！”と言ったら、誰でも”止めろ”とか”危険”と言うに
決まっています。
やると決めたら、出来る出来ないは関係ない。
やらなきゃいけないのです。
そして普通の人には経験できない宝物を、手に入れるのです。

こんな感じで自分は無事生還できました。
車中泊に関して、命の危険は全然感じませんでした。
何か分からない事があれば、コメントで質問してください。
気付き次第、ご返答いたします。